大会長挨拶


大会長挨拶

日本サーモロジー学会 第37回大会(千葉)のご案内

 仲秋の候、みなさまにおかれましては益々ご盛栄のことと、お慶び申し上げます。
さて、この度、日本サーモロジー学会第37回大会を、「サステイナブルな社会の実現に貢献するサーモロジー」をテーマとし、千葉県市川市の和洋女子大学において、2020年5月29日(金)~31日(日)の日程で開催することとなりました。
サステイナブル(持続可能)という言葉は様々な意味を持っていますが、地球温暖化に関連付けて語られることが多いのも事実です。
地球温暖化は予想を超えるスピードで進行しており、近年多発する異常気象に、その一端を垣間見ていると感じておられる方も少なくないでしょう。
本学会は、サーモグラフィ及び温熱医科学研究の医学・生物学ならびに工学における発展を図ることを目的とした学術団体です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの暑熱対策や、今夏の猛暑を伝えるニュースのなかで、サーモグラフィ画像を見られた方も多いかと思います。また国際線の到着ゲートにおいて入国する人の発熱を、サーモグラフィを用いてスクリーニングしている映像を見られた方もいらっしゃるでしょう。地球温暖化の進行や、グローバル化に伴う感染症のリスクに対応するため、今後もサーモグラフィを利用する場面は増加し、サーモロジーの重要性も増していきます。
年次学術大会は研究者と実践者が共に集い、研究発表を行う場であり、加えて、特別講演、教育講演、シンポジウム、International Session等により、会員相互の知識・技術の向上および連携・協力を図る場となっております。例年100名程度の参加者がありますが、今回は、東京オリンピック・パラリンピック開催を記念し、市民講演も開催する予定でおります。
一般演題では、会員の皆様の日ごろの研究の成果を多くご発表いただき、活発なディスカッションを通してサーモロジーの発展にご尽力いただければ幸いです。タイトなスケジュールではありますが、今後の社会の発展につながる有意義な大会になるよう願っております。奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。

2019年 9月吉日

日本サーモロジー学会第37回大会(千葉)

大会長:和洋女子大学 永岡裕康